2019年11月 上海旅行

2019年11月2日(二日目)

二日目。部屋の窓から朝日がお出迎え。うっすらと外灘のビル群が見え、とても幻想的です。今回ホテルの朝食は手配していないので、身支度をして外へ食べに出かけます。


ホテルの外観。昨日は夜に到着したのでわかりませんでしたが、結構大きなホテルです。


上海はスクーターに乗っている人が多いですが、そのほとんどが電動スクーターで、無音で走ってきます。環境問題対策なのでしょう。あと、皆ヘルメットはかぶっていません。法律上問題ないようですね。


ホテルから歩いて10分程で、会社の上司に教えてもらった小籠包屋さん「萊萊小龙(ライライシャオロン)」に到着。朝8:50頃ですが、そんなに混んでいないようです。早速入店。


レジで注文し代金は先に支払います。メニューは壁の木版に書かれていますので、それを口頭で読んで注文します。多分中国語しか通じません。私は「蟹粉小笼(カニみそ小籠包)」38元と「鸡鸭血汤(カモの血のスープ)」13元を注文。支払後、番号札をもらって空いてる席に座ります。ちなみにレジの後ろに張り紙があり、2月22日から現金支払いのみ対応しているとのことです。


待つこと数分、注文した物が来ました。早速実食。小籠包は黄色いカニみそが一杯で非常好吃!(とてもおいしいです!)スープはあっさりめで優しい味。これで51元(約800円)はお得ですね!


店内の風景(2階から1階を撮った風景)です。地元民御用達のお店みたいです。


朝食後、辺りを散策。地元民が通ってそうな飲食店が並んでいます。


ホテルに荷物を取りに行って、二日目の観光開始です。まずは昨晩も行った外灘へ。昼間の外灘は荘厳な趣があり、夜の外灘とは一味違った良さがあります。午前中は観光客もそんなに多くないです。


東方明珠塔をバックに記念撮影。午前中は逆光になってしまうので、撮るなら午後が良いかもしれません。


その後、地下鉄に乗って打浦橋駅(ダープーチャオ)で下車。徒歩数分で田子坊(ティエンズーファン)に到着。観光客でいっぱいです。


田子坊はもともとフランス租界があった界隈。古風な建物が建ち並び、雑貨屋さんなどのおしゃれなお店が多いです。


おしゃれな路地をバックに記念撮影。お昼12:00を回り、小腹もすいてきたので、田子坊を後にし、新天地(シンティエンディ)へ向かいます。


地下鉄に乗って新天地駅で下車。徒歩5分ほどでお目当ての蟹料理店「蟹黄魚(シエフアンユ)」に到着。このお店は上海蟹を使った庶民的料理を提供してくれる、安くておいしいで有名なお店です。が、13:15の時点で20人くらいが待ち状態。。。待つことが苦手な私は躊躇なく諦め、ここから比較的近い豫園(ユーユエン)に向かいました。


地下鉄豫園駅で下車、徒歩数分で豫園に到着。土曜日の午後ということもあり、多くの観光客で賑わっています。有名な茶館「湖心亭(フーシンティン)」前にも多くの人が。


豫園商場のメイン通りの風景。中国各地から観光客が集まってきます。


豫園のフードコート「老城隍廟小吃」に入り、上海點心のお店で上海炒面(上海やきそば)と鸡鸭血汤(カモの血のスープ)を注文。しかし、現金は受け付けておらず、フードコート中央の受付でプリペイドカードを購入するシステムであることを店員に教えてもらい、カードを買って再度注文。(海外のフードコートはこういったシステムの所があることを忘れてました。ちなみに余った金額は受付で精算してもらえます。)


待つこと15分程で注文した焼きそばとスープがきました。14:45を回っていて、お腹もすいていたので早速実食。上海やきそば、ソースが効いてておいしかったです!これで80元。お腹も満たされ、豫園を散策したら、地下鉄に乗って南京東路に戻ります。


すっかり辺りは暗くなり、夕食の時間がやってきました。南京東路には飲食店が沢山あります。季節は秋、上海蟹のシーズンですので、上海に来たなら是非とも上海蟹を食べたいところです。そんなこんなで上海蟹を食べれるお店「海洋飯店」を発見。看板を見ると上海料理と四川料理を提供してくれるお店のようで、席も空いているようなので入店しました。


チャーハン+ナスのみそ炒め+上海蟹2匹+青島ビールを注文。上海蟹は68元と88元の2種類があり、私は68元のものを選択しました。ビールとチャーハンで小腹を満たして待つこと20分程、ようやく上海蟹が来ました。早速甲羅を開けて、中にある黄色いカニみそを頬張りました。非常好吃!!!(とてもおいしいです!!!)濃厚なカニみそが口の中に溶けていきます。爪や足を割って蟹肉を取り出し、それをカニみそにつけて食べるのもこれまた美味!ビールが進みます。ただし、量が少ないのがちょっと残念な気がします。でもそれが上海蟹というものです。満足の極みに到達。これで合計198元。


お店の風景。ちなみに上海蟹は中国語で「大甲蟹(ダージアーシエ)」と言います。

この後、本当は中国雑技を見に行こうとしていましたが、かなり疲れていたので、そのままホテルへ戻って就寝しました。濃厚な一日でした。

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