台湾駐在回想録(アパート編)

郵便受け、荷物の受取

私の借りた部屋は集合住宅の4階で、一階の共通玄関に鍵が掛かっていて、鍵は共通玄関の鍵と部屋の鍵の2つを持っていました。


郵便受けは各階で共通、かつ管理人もいないので、郵便物や荷物の受取などはセキュリティがあまりよろしくないです。こういう事情が理由かわかりませんが、台湾では宅配物をコンビニで受け取るのが一般的になっています。私の場合、宅配は全て会社宛にしていました。

 

設備の不具合の時

4年半も住んでいたので部屋の設備に不具合が出ることがたまにありました。そんな時は携帯電話のSMSで大家さんに連絡すると迅速に対応してくれました。テレビ1回、エアコン2回、蛍光灯2回。日本だったら蛍光灯なんて自腹の気がするのですが、大家さんがタダで交換してくれました。とてもありがたかったです。

 

契約更新

年に1回4月になると大家さんが会社まで来てくれて、新しい契約書にサインをしました。家賃は変動無しでした。また、1年毎の契約でしたが契約更新料は発生しませんでした。

 

解約

台湾に赴任して4年が経とうとしたところで日本に帰任する話が出てきたので、4回目の契約更新をどうしようか迷い大家さんに相談したところ、「信用してるから契約更新しなくてもアパートに住んでいいよ。日本に帰任する時期が決まったら教えてね」と言ってもらいました。実は同じ4階に大家さんは5部屋を持っていて、私も気付いていたのですが、他の部屋の人の入れ替わりが結構激しく、私が一番長く住んでいたようで、かつ特に問題も起こしていなかったので、大家さんの信頼を少なからず得ていたようです。

その後半年くらい経って、2019年9月27日に部屋を明け渡しました。大家さんの立ち合いのもと、敷金2か月分から掃除代と粗大ごみ処理代を引いた分(2.6万NTD)を手渡しで返還してもらいました。明け渡しはほんの5分程度で終り、特に問題もなかったです。最後に大家さんと握手をして4年半暮らした台湾の住処を離れました。

 

以上、台湾駐在回想録(アパート編)でした。少しでも参考になれば幸いです。