台湾駐在回想録(中国語編)
今回の台湾駐在回想録は中国語についてです。
本記事は私の体験をもとにしていますが、現在の台湾中国語、中国語学習機関、老師により状況が異なる場合があると思います。あくまで参考情報ということでご理解願います。
台湾駐在前
昔からマルチリンガル に興味があり、中国語は2003年くらいから独学で勉強を開始していました。台湾や中国へ何度か旅行して片言で中国語を試してみたり、中国語検定3級を取得したりなど趣味のレベルで中国語を楽しんでいました。中国語の単語は大体1,500語くらいを知っていたと思います。ただし発音は自己流のため相手に通じない事が多かったです。
そんな中、2014年頃に台湾駐在の打診があり、本格的に中国語を習得する必要が出てきました。そこで2014年10月から赴任までの半年間、東京上野にある中国語教室に週1回(1時間)のマンツーマンレッスンを受けました。
料金は4,500円/時間、老師は半年の間で3名が担当(全て中国から来た留学生)。私はある程度中国語の基礎を知っていたので、教科書は「漢語会話301句(下)」からスタートしました。毎回教科書をもとに単語、構文、発音などを老師から学び、レッスン後は授業中に録音した音声を使って復習しました。
マンツーマンレッスンは全部で20回ほど受講しましたが、簡単な会話であればなんとか中国語でできるようになっていたかと思います。
赴任直後の挫折
そんなこんなで2015年4月から台湾駐在がスタートし、出向先の台湾人と中国語で会話してみたのですが、まぁ、会話が継続しません。それにはいくつか理由がありました。下記のような感じです。
①台湾の中国語には台湾なまりがある
②台湾特有の単語や発音がある
③語彙が足りない、特にビジネス関連
④会話の練習量が足りない
私の中国語は仕事で使えるレベルではない事を台湾赴任直後に認識させられ、結局英語を使って仕事をすることに。挫折を味わいました。でもこのままでは行けないと思い、台北にある中国語教室に通うことにしました。
台北の中国語教室
台北には外国人向けに中国語教室がいくつかあります。赴任先の日本人出向者も教室に通っていて、2つ教えてもらいました。一つは「Bz」という教室、もう一つは「J’s」という教室です。
①Bz
日本人が経営しているマンツーマン型会話教室です。レッスンの対象言語は中国語、英語、日本語、台湾語。レッスンは完全カスタマイズなので、自分の好きなように進めることができます。ほとんどの老師は日本語が話せるので日本語でのレッスンも可能です。Webサイトは http://language.bz-bluebird.com/ 。
②J’s
日本で中国語教育の経験がある台湾人が経営しているマンツーマン型会話教室です。レッスン対象言語は中国語のみ。独自の教科書を使用し、中国語オンリーでのレッスンになります。Webサイトは http://www.jsil.com.tw/ 。
私はこういった教室は通いやすいというのが重要だと思い、アパートから近いBzに連絡し、体験レッスンを受けることになりました。