インドネシア語検定(第57回:2020年7月12日受験)

2020年7月12日(日)にインドネシア語検定E級を受験してきました。

 

インドネシア語検定とは

インドネシア語検定は1992年に開始し、年に2回(1月、7月)、日本(東京、名古屋、大阪、九州)とインドネシア(ジャカルタ、バリ)で開催されるインドネシア語の検定試験です。級は全部で6つ(特A級、A級、B級、C級、D級、E級)あります。受験者数は毎回1,500名ほどで、他の語学検定と比べればとても小規模です。試験は筆記とリスニングがあり、特A級、A級、B級は2次試験が2か月後に開催されます(1次試験合格者のみ受験)。出願はインターネット、取扱店、協会窓口、郵送で行うことができます。

今回私が受験したE級は一番低いレベルで、「辞書が使え、初歩的で短い文を使った看板、メール、手紙などの読み書きや挨拶、自己紹介、簡単な意思表示ができる」という評価基準です。18~36時間の学習時間が合格の目安とのことです。

 

受験のきっかけ、出願

インドネシアは昔から少し興味があり、2011年に一度だけ旅行で行ったことがあります。その時は首都ジャカルタと古都ジョグジャカルタを訪れ、ボロブドゥールやプランバナンといった遺跡を見てきました。当時はインドネシア語は全くわからず旅行中は全て英語でやりとりしていました。インドネシア語の勉強も特にしてはいませんでした。

月日は流れ、昨年あたりから仕事でインドネシア市場を調べる機会があり、インドネシアは人口2.6億、平均年齢29歳、GDP成長率5.2%ということで、これからも数十年は伸びていく市場であることを知りました。そして、今後インドネシアに関連したビジネスをするのであれば、インドネシア語を少しでも話せた方が有利と思い、今年に入ってからインドネシア語を独学で勉強し始めています。インドネシア語は世界一簡単な言語とも言われているそうで、アルファベット表記で、時制がなく、声調もないなど、取り掛かりやすそうというのも勉強を開始した理由の1つです。

語学を勉強したら、それを使ってみたり、今の自分のレベルを知りたくなるのは極自然な成り行きだと思いますが、そんなこんなで今回の受験に至りました。昨今のコロナ禍で試験開催が危ぶまれましたが、コロナ対策を万全に行う条件で開催することになったので、インターネットでE級を出願しました。受験料は4,000円です(結構高い)。そして、6月下旬に受験票がWeb上で発行され、それを印刷して試験に臨みました。

 

受験当日

受験会場は東京池袋の東京セミナー学院です。池袋駅から徒歩5分くらいのところにあります。E級は14:30集合です。


このビルの4~6階で実施されるようです。早速中に入ってみます。


今回私が受けるE級は2つの部屋で実施されるようです。受験番号を確認したところ、6階の部屋のようです。


6階に到着すると既に受験者が何名か廊下で勉強しながら待っています。この間にトイレを済ませておきます。


時間になり、ドアが開きました。皆さん部屋に入っていきます。


入口で手指のアルコール消毒をしてから入室。コロナ対策で受験者同士の距離は十分にとられています。一部屋だいたい40名くらいでしょうか。東京会場のE級は2部屋で開催ですので、東京のE級受験者は80名くらいです。年齢層は小学生から年配の方まで様々です。男女比は若干ですが女性が多かったです。

試験監督者の説明が終わった後、試験は定刻通り15:00に開始しました。最初は筆記問題です。この検定試験の特徴は長文問題が1問目に来て、その後、語彙問題や作文問題が来ることです。問題自体はそんなに難しくはないとは思いますが、知らない単語が結構出てきて、勉強不足を感じます。まあ、知らない単語はいくら頑張っても知らないので、時間をかけずに消去法で解いていきます。そんなこんなで筆記問題の時間(40分)はあっという間に過ぎていき、リスニング問題に入りました。リスニングは5問を2回読み上げてくれるので何とか正解がわかりました。そして試験は定刻通り15:50に終了です。

初めてのインドネシア語検定、E級は6割とれれば合格とのことですが、感覚的には受かる気がしませんでした。やはり語彙が足りないのを実感しました。日々勉強が必要ですね。。。

 

試験結果

試験結果通知書は二次試験日(2020年9月6日)の14日前に発送されます。届き次第このブログにアップしたいと思います。

<2020年8月20日追記>
インドネシア語検定協会から試験結果通知書が郵送されてきました。

合格しました!
受験した時は手応え無かったのですが、合格出来てとても嬉しいです!ちなみに今回E級の合格率は63.3%(出願者120名、合格者76名)です。今後もインドネシア語頑張ります!

 

以上、第57回インドネシア語検定の受験記でした。