インドネシア語検定(第60回:2022年1月9日受験)
明けましておめでとうございます。2022年最初の投稿は、2022年1月9日(日)に受験したインドネシア語検定についてです。前々回(第58回:2021年1月受験)と前回(第59回:2021年7月受験)はD級不合格でしたので、今回こそは合格したいところです。
インドネシア語検定D級とは
D級は「日常の身近な案内板、チケットなどの文が読め、簡単なメールや手紙などの読み書きや買い物、道案内、伝言ができる」という評価基準で初級レベルになります。筆記試験が60分、リスニングが15分の計75分の試験で2次試験はありません。合格率は50%くらいです。
受験勉強、出願
今回も「やさしい初歩のインドネシア語」でインドネシア語の基礎を復習しました。毎日少しずつ学習し基礎を定着させていきました。トータルでもう何周もやっているので基本単語と文法はかなり覚えてきました。
こちらは最近出てきたばかりの「快速マスター インドネシア語」です。一応購入したのですが、ちらっと見ただけでこの本での学習はしませんでした。A級~E級の文法とC級~E級の単語が網羅されているとのことです。
出願はインターネットで行いました。試験料は5,000円でクレジットカード決済です。受験票は試験日の14日前からサイトでダウンロードできますので、印刷して試験時に会場で提出します。
受験当日
試験会場は東京池袋の東京セミナー学院という名の貸会議室です。池袋駅から徒歩5分くらいのところにあります。D級は12:30集合(コロナ対策の関係で今回も通常よりも15分早い)です。
4階~6階が試験会場です。エレベーターは1基しかなく大変混みますので健康な方は階段をお勧めします。
教室案内です。D級は6階と5階の2つの教室で試験が実施されます。東京会場のD級は182名が受験するようです。
受験データです。D級は327名が出願しています。前回よりもちょっと増えた感じです。級別で見るとD級が一番多く、C級、E級がそれに続きます。B級以上はぐっと人数が減るので、多分C級とB級の間の壁が高いのだと思います。
12:30になったので教室に入り試験の準備をします。受験者はぱっと見た感じ、やはり大学生が多いです。12:45から試験官が試験の説明をします。毎回同じ試験官なので多分検定協会の方がやられているのでしょう。
試験開始
予定どおり13:00から試験が開始されました。インドネシア語検定は最初に「Ⅰ 読解」(長文読解問題)がきますが時間がかかるので飛ばして「Ⅱ 語彙1」から解いていきました。
「Ⅱ 語彙1」は仲間外れの単語を選ぶ問題なのですが、知らない単語のオンパレード。知らない単語はいくら時間をかけても知らないままなのでここは気分で選択。
次に「Ⅲ 語彙2」。なんとミスプリントが1問ありました。「下線部にあてはまる適切な語句をA~Dの中から1つ選べ」とあるのですが、下線部が書かれていません。これには数名の受検者が試験官に質問したようで、別途試験官が問題をホワイトボードに書いてくれました。でもわからなかったので気分で選びました。
「Ⅳ 文法」と「Ⅴ 作文」はある程度解けました。特に作文(とは言っても和文尼訳、尼文和訳の正答を選択肢から選ぶ問題)は手ごたえありです。
そして「Ⅰ 読解」に戻ってきました。今回の長文はJAMUというインドネシアの伝統的な薬についてでした。長文の細かい意味はよくわかりませんが大体何を言っているのかは把握できました。(JAMUについては知らなったので試験後にGoogleで調べてみました。植物性の薬で薬草や漢方薬に近いようです。)
14:00になり、リスニング開始です。「今日は〇曜日、では昨日は?」とか「この魚の値段はいくら?」といった比較的易しい問題もいくつかあり、今回は前回よりも解けた印象です。
そして14:15になり試験終了です。全体を通してやはり語彙問題は今回も難しかったです。でもそれ以外は結構手応えがありまして、平均点はいつもより高いのではと想像しています。
試験結果
試験結果は2022年2月後半ごろに郵送で送られてくる予定です。届き次第このブログにアップします。
<2022年2月16日追記>
本日、試験結果が検定協会のサイト(マイページ内)で掲載されました。
結果は残念ながら合格点に4点足らず不合格でした。。。試験中に結構手応えを感じただけあって惜しい敗戦です。分野別の得点率を見ると読解・文法・作文が60%、語彙が30%、リスニングが40%でして、語彙とリスニングの強化が今後の課題ですね。
ちなみに今回のD級は出願者327名、合格者133名、合格率40.6%です。
以上、第60回インドネシア語検定の受験記でした。