インドネシアの市販薬を試してみました

1年に何度かインドネシアに出張していると、風邪をひいたり、咳がとまらなかったり、お腹が痛くなったり、体調が悪くなる時がたまにあります。そんな時は現地で薬を買って飲んだりします。インドネシアでも薬局はありますが、日本と異なるのはコンビニでも薬を買うことができる点です。しかも安価で。

今回は私がインドネシアで購入し、実際に飲んでみた市販薬についてシェアします。

 

風邪の薬

・Panadol
主成分はアセトアミノフェン。日本で売られているパブロンやカロナールと同じ成分です。発熱、頭痛、のどの痛みなど、熱と痛みをしずめます。パッケージの色によって効果が異なり、青はスタンダード、赤はカフェイン入りで若干強め、緑+赤は鼻水や鼻づまりにも有効です。私は緑+赤がよく効きました。1シート10錠入り、1回1錠服用します。価格は青が12,900ルピア(約129円)、赤が13,900ルピア(約139円)、緑+赤が16,000ルピア(約160円)です。

 

・Tolakangin
ショウガ、はちみつ、生薬などが入った液体状の薬で、どちらかというと漢方薬のような東洋医学的な薬です。インドネシア人も、風邪を引いたなと思ったらとりあえず飲んでおくそうです。1箱の中に5パック入っていて、1回1パック服用します。価格は35,000ルピア(約350円)です。

 

・Vicks VapoRub
日本でも売られているヴイックスヴェポラッブ。胸・のど・背中に塗ることで風邪の症状を和らげてくれます。10gの容器に入っており、1回適量を使用します。これは結構効果がありました。価格は8,700ルピア(約87円)です。

 

せきの薬

・Siladex
黒いシロップの薬で120mlの容器に入っており、プラスチックのスプーン(5ml)が付属されています。1回5ml服用します。咳がとまらない時に買って飲みましたが1~2日くらいで咳がおさまったので結構効果があるかと思います。価格は18,500ルピア(約185円)です。

 

・Komix
こちらは1箱に5パック(7ml)入っている液体の薬です。1回1パック服用します。この薬は私にはあまり効果がなかったような気がします。価格は7,500ルピア(約75円)です。

 

腹痛の薬

・Imodium
主成分はロペラミド。日本で売られているトメダインコーワフィルムやピタリットと同じ成分です。この薬はコンビニでは売っておらず、薬局で購入できます。が、薬局でも店頭には陳列されていないため、店員に言って店の奥から出してもらって購入します。初回は2錠、その後は1錠ずつ、1日最大8錠まで服用できます。効果はかなりありまして、比較的早く腹痛がおさまります。価格は高く、1シート(10錠)で100,000ルピア(約1,000円)です。

 

今回のブログはここまで。