私がPCを使い始めた20数年前、OSはWindows95で、日本語とアルファベットは入力したり表示させたりできましたが、対応していない言語もあり、例えば韓国語を入力するには専用のソフトウエアをインストールしたりする必要がありました。あれからOSは進化し、表示言語の切替、IME(辞書)などがマルチリンガル化しました。Office系ソフトウエアもマルチリンガルに対応し、1つのページに複数の言語を入力し表示させるのも問題なくできます。Windows以外ではAppleのiOSなども完全にマルチリンガル化されています。PC作業に多言語を必要としている人にとっては大変便利になったと思います。私は仕事で、日本語、中国語、英語の3つを使用してPC作業をしていますが、基本的には不自由なく使用できています。ただ、ある一部のソフトウエアを使用する時だけ、システムロケールを中国語に変更しています。そうしないとそのソフトウエアだけ文字化けしてしまうからです。これはOSの問題というよりもそのソフトウエアがUnicodeを使用していないのが問題なのですが。。。
多言語についてOSに今後期待することは特にありませんが、キーボードの表示が言語ごとに切り替わってくれればなあとたまに思うことがあります。勿論、今私が言っているのはハードウエアキーボードの事です。ハードウエアなので表示切替は構造的に難しいとは思いますが、技術の進歩はいつ何をもたらすか予測が困難ですので、もしかしたら数年後には実現されているかもしれません。まぁ、私が言語毎に配列を暗記すればいいだけなんですけどね。。。 |